2008年06月09日

急性、慢性腰痛の治療

急性腰痛には、以下のようなものがあります。

・ぎっくり腰
・腰椎椎間板ヘルニア
・骨粗鬆症に伴う腰椎圧迫骨折
・化膿性脊椎炎

急に体をひねったり、不自然な姿勢で重い物を持ち上げようとしたときなどに起こるのがぎっくり腰です。
椎間板ヘルニアは、加齢で弱くなった椎間板のうえに、日常生活の慢性的な腰への負担によって椎間板組織に損傷を受け腰痛を起こします。
腰椎圧迫骨折は、老化などによって脊椎骨がもろくなり、転んだだけでも骨折して動けなくなります。
化膿性脊椎炎は、脊椎の感染症で、腰痛だけでなく、全身の倦怠感や発熱といった症状も伴います。

急性期の腰痛には安静にし、腰痛コルセッなどで腰部を固定し、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤の投薬による治療を行います。
腰痛症状が強い場合は、注射による神経ブロックも行います。

慢性腰痛とは、日常生活、仕事、運動、肥満などによる腰への負担が原因で起こります。
安静にして腰への負担を減らしたり、ダイエットやストレッチで改善していきましょう。
子供の腰痛に多い、腰椎分離症、そしてそれが進行した腰椎分離すべり症なども慢性腰痛です。

慢性期の腰痛になると日常生活や仕事などで、腰部へ負担をかけないよう心がけ、正しい姿勢にします。
また、脊椎を支える筋肉の強化アップをし、ホットパック、超短波、超音波などによる温熱療法や腰椎けん引などの腰痛治療を行うと効果が得られるでしょう。
効果が得られない場合や、神経症状の強いものには手術が必要な場合もあります。

バランスボールと腰痛の関係って?
女性に特有の腰痛について
高齢者に多い腰痛とは
腰痛に繋がる病気とは
腰痛の治療 運動療法
椎間板ヘルニアについて
腰痛の治療について1
屈曲型と伸展型の腰痛について
腰痛コルセットについて
急性腰痛の代表ぎっくり腰について
腰痛運動を始めよう
腰痛の治療 物理療法
腰痛の原因について
腰痛の予防について
腰痛の治療について4 手術
疲労による腰痛とは
腰痛と食事について
腰痛の改善について



Posted by banraishop at 09:09│Comments(0)腰痛
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。