2009年09月23日

ストレスと腰痛

腰痛が起きて悩んで病院に行き、レントゲンや色々な検査を行っても異常が見られない場合、原因不明の場合を「不定愁訴」と言います。この原因はストレスであることが多いと言われています。

仕事やプライベートでストレスが溜まったとき、自律神経が乱れてきて、筋肉が緊張したり、血行不良を引き起こしたりして、慢性的な腰痛が引き起こされることもあるといわれています。
ストレスが原因となるのは、腰痛の他にも「肩こり」「慢性的な下痢や便秘」「不眠症」などもあり、心身のバランスがいかに大切かと言うことがわかります。

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスが取れていることが一番いい状態なのですが、このバランスが取れなくなると自律神経失調症などの症状が出てきます。もしストレスを過度に感じるようになった場合は早めにクリニックやカウンセリングなどを受けにいき、ストレスを緩和させるようにしましょう。

自律神経を正常な状態にするには以下の事を実践してみてください。

・軽い体操などをして、全身の血行をよくするようにします。

・生活のリズム(寝る時間、起きる時間、食べる時間など)を乱さず、リズムをとって生活するよう心がけてみましょう。

趣味や好きなことなど、夢中になれるものをやってみるのもよいでしょう。夢中になると体の不調な事も忘れて没頭してしまいストレス発散になる場合もあります。発散には「アロマセラピー」 ・ 「友人にグチを聞いてもらう」「映画や音楽」などがありますが、自分なりのストレス発散方法を見つけ、自律神経のバランスを整えていくようにしましょう。


  


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2009年09月08日

腰痛予防方法

腰痛予防に役立つ健康方法として手軽に出来るのが腹式呼吸です。
腹式呼吸とは横隔膜を上下させる呼吸法で、東洋や太極拳、現在では気功やヨガなどで行う昔からの健康法の一つとして知られています。

腹式呼吸を行うことで腹腔内圧のアップ、腹筋の強化による腰痛予防、胃腸が活発化する、便秘解消、冷え性、自律神経の調整などが出来、リラクゼーション効果やダイエット効果などもあります。

お腹に力を入れたときにかかる圧力の事を腹腔内圧といい、背骨と共に体を支えている力になっています。

腹式呼吸は基本、鼻から息を吸い口から息を吐きます。
以下に腹式呼吸のやり方を説明します。ご参考にしてください。


1.丹田(たんでん)という下腹おへその下あたりにあるツボに手を置き、つぼに意識を集中して目を閉じます。

2.息を吐き出します。

3.丹田に意識を集中させながら大きく深呼吸します。この時、胸もお腹も背中も全部膨れるつもりで深呼吸してください。

4.お腹の中から全部吐き出すように、お腹がぺっちゃんこにつぶれる位、息をゆっくり吐ききります。

5.「1.」~「4.」を繰り返します。

これは1日10分程度、座って行ってください。

毎日10分というと気構えちゃったり、面倒になったりする方もいると思いますが、仕事の合間や通勤時間など時間が少し空いたときに息を吐いたり吸ったりを意識しながら思い出しながらやってみるだけでもかなり効果が出てくると思うので、気長にゆっくりじっくりやってみることをお勧めします。



  


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2009年08月26日

腰痛の緩和


腰痛が起きたとき、痛みを緩和させるのに、温めたほうがいいのか冷やしたほうがいいのか分からないですよね。これは腰痛の種類や症状によって異なります。

急性の腰痛(何かにぶつけたとか、激しい運動をしたとか)の場合や腰に炎症がある場合は、冷やしたほうがいいので冷シップなどを使いましょう。急な場合は家に冷シップがない場合もあるので、その時は氷を入れた袋やアイスノンなどで代用してもよいでしょう。その場合は、患部の冷やしすぎにご注意ください。

逆に慢性の腰痛の場合は温めたほうがいいので温シップを使いましょう。まれに温めて痛みが増す場合や症状が悪化する場合もあるので、その時は無理せずに医師の診断を受けるようにしてください。

温シップが家にない場合は日用品を代用して温めることが出来るので参考にしてください。その際、やけどや火災には充分注意してください。

1.ドライヤー
 温めたタオルを患部の上にかけます。その上からドライヤーをかけます。
 乾性の熱から湿性の熱に変わるので効果が高まります。

2.蒸しタオル
 蒸しタオルは湿性の熱なので効果も高いです。作り方は電子レンジを使えばすぐに出来ます。
 また使用する際、冷めにくいようにビニールで覆って使うと温かさが持続します。

3.使い捨てカイロ
 衣服に貼り付けるタイプがズレなくてよいと思います。
 使用する際は、下着の上か何か一枚布に包んでから使用してください。直接肌の上に付けると、低温火傷をする場合があるのでご注意ください。




  


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2008年07月24日

腰痛運動

腰痛体操で腰痛を少しでも緩和させましょう。

腰痛体操は無理をせず、反動をつけず、痛みが出たときはすぐに止める注意してください。
この体操は毎日少しずつ続けることで効果が現れてきますので続けて行ってみてください。

【上体の運動】
1.仰向けに寝て、両膝を立て、手はお腹の上に乗せます。

2.息を吐きながら、ゆっくりと上半身を20センチほど起こします。この時目線はへその辺りを見るようにしてください。

3.そのままの姿勢を5秒保ちます。この時腹筋を意識するようにしましょう。

4.ゆっくりと上体を下ろします。


【お尻の運動】・・・お尻の筋肉と背筋を鍛えます
1.仰向けに寝て、両膝を立て、手は横にして床に置きます。

2.息を吐きながらお尻と背中を10センチほど持ち上げます。

3.そのままの姿勢を5秒保ちます。この時お尻の筋肉と背筋を意識するようにしましょう。

4.ゆっくりと下ろします。


【片足上げ運動】
1.仰向けに寝て、両膝を立て、手は頭の後ろで組みます。

2.片方の足をゆっくりと持ち上げ、ゆっくりおろします。この時膝は伸ばすようにしてください。

3.「2.」を20回程繰り返してください。

4.終わりましたら、逆側の脚も同様に行ってください。

【膝かかえ運動】・・・お尻、背中の筋肉のストレッチ
1.仰向けに寝て、両足を伸ばします。

2.片脚を曲げ、両手で抱えます。

3.息をゆっくり吐きながら、曲げた脚の膝を胸のあたりまで引き寄せるようにします。

4.「3.」の動作を10回ほど繰り返してください。

5.終わりましたら、逆側の脚も同様に行ってください。


【腰ひねり伸ばし運動】・・・腰・お尻・腹部の筋肉のストレッチです。
1.仰向けに寝て、片方の足を上げ、逆側の手で膝の外側を持つようにします。

2.息をゆっくり吐きながら、手の方向に脚を倒します。

3.このままの姿勢を10秒間保ちます。

4.終わりましたら、逆側の脚も同様に行ってください。  


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2008年06月09日

急性、慢性腰痛の治療

急性腰痛には、以下のようなものがあります。

・ぎっくり腰
・腰椎椎間板ヘルニア
・骨粗鬆症に伴う腰椎圧迫骨折
・化膿性脊椎炎

急に体をひねったり、不自然な姿勢で重い物を持ち上げようとしたときなどに起こるのがぎっくり腰です。
椎間板ヘルニアは、加齢で弱くなった椎間板のうえに、日常生活の慢性的な腰への負担によって椎間板組織に損傷を受け腰痛を起こします。
腰椎圧迫骨折は、老化などによって脊椎骨がもろくなり、転んだだけでも骨折して動けなくなります。
化膿性脊椎炎は、脊椎の感染症で、腰痛だけでなく、全身の倦怠感や発熱といった症状も伴います。

急性期の腰痛には安静にし、腰痛コルセッなどで腰部を固定し、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤の投薬による治療を行います。
腰痛症状が強い場合は、注射による神経ブロックも行います。

慢性腰痛とは、日常生活、仕事、運動、肥満などによる腰への負担が原因で起こります。
安静にして腰への負担を減らしたり、ダイエットやストレッチで改善していきましょう。
子供の腰痛に多い、腰椎分離症、そしてそれが進行した腰椎分離すべり症なども慢性腰痛です。

慢性期の腰痛になると日常生活や仕事などで、腰部へ負担をかけないよう心がけ、正しい姿勢にします。
また、脊椎を支える筋肉の強化アップをし、ホットパック、超短波、超音波などによる温熱療法や腰椎けん引などの腰痛治療を行うと効果が得られるでしょう。
効果が得られない場合や、神経症状の強いものには手術が必要な場合もあります。

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Posted by banraishop at 09:09Comments(0)腰痛